「賛否両論」の笠原将弘さんに習った「鍋」 [日本料理]

「賛否両論」のご主人、笠原将弘さんの連載を雑誌『一個人』でしています。

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毎号、季節の料理を3品習っているのですが、
今日発売の号のテーマは、「鍋」。

これは、笠原さんが作ってくれた豚バラ肉とカキを使った鍋。
習ったのは11月でしたが、何度も家で作りました。
手間もかからないし、レシピも簡単。
その他、写真を撮り忘れましたが、タイしゃぶも教えてもらいました。
『一個人』を立ち読みしてください。

こう寒いと、パスタとかを作る気にならず、鍋ばかり食べています。


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本年もよろしくお願いします [日本料理]


皆様、今年もよろしくお願いします。

結婚以来、拙宅のお節はいつもこんな感じです。
近所で買ってきたものもありますが、
家内が作ったものや、
いただき物が登場します。

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酒は森田酒造謹製の荒走り。

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デザートは家内が作ったケーキ。
黒豆と栗が入った。日本酒を利かせたケーキでした。

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この後、実家に帰り、9時間ほど、食べ続け、
腹ははち切れんばかり。
そこで一句。

おもしろきこともなき世を 
おもしろくすみなすものは食なりけり


笠原将弘さんに習った「もてなし料理」 [日本料理]

「賛否両論」の笠原将弘さんに料理を習う連載を雑誌『一個人』でしています。
いま出ている号のテーマは、もてなし料理です。
正月にふさわしい料理だと思います。

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鴨ロース肉、カニしんじょうのお椀、ブリのてこね寿司を習いました。
鴨ロースといえば、滋賀県のあの店が有名です。
8年ほど前、取材させてもらったことがあります。
当時、家庭用よりも少し大きいコンロで手作りしていました。
けれど自宅で作れるとは思いませんでした。
笠原さんのレシピで今度作ってみようと思ったものの、
地元では鴨肉が買えません。
今度どこかで見てこよう。

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炭火でハマグリを焼いてくれる「割烹やき蛤」(江東区住吉) [日本料理]

江東区住吉。
半蔵門線の住吉駅の近くに信じられない店がありました。
江東区在住の方に案内していただいのですが、
炭火でハマグリを焼いてくれる「割烹やき蛤」という店です。
創業は60年前。
終戦直後からはじめたと聞きました。

座ると、お母さんがハマグリを焼いて出してくれます。

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洗濯ばさみでハマグリをつかみ、つるんと食べる。

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醤油がかかっているように見えますが、違うそうな。
「これは醤油じゃないの」(お母さん)
「ではなんですか」(デブデブ)
つい職業病で聞いてしまいます。
「こんど来たら教えてあげる」だって。

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カウンターのうしろに妙な飾りを発見。
「これはなんですか」
「昔、このあたりにあった水車小屋の水車」
終戦直後、江東区住吉に水車があった??
信じられますか?

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かつてお燗するために「燗床」という銅製の道具がありました。
家庭や居酒屋などで使われていたもので、
その昔は炭火でお湯を沸かし、
その中に徳利を入れ、お燗をつけていたそうです。
この店にはガスを使った燗床がありました。
いまどき銅で燗床を作れる人がいるのかどうか。

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この外観に、この内装。
興味がつきません。
惚れ込んでしまいました。
鬼平が酒を飲んでいそうな雰囲気が堪えられません

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野菜を自産自消している「茶懐石 昇月」(長野県穂高町) [日本料理]

2か月前、長野県穂高にある「茶懐石 昇月」に行ってきました。

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この店では、ご主人の橋本さんが野菜を無農薬で育ています。
いまの季節であれば野菜を約90%自家栽培。

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米(一部購入)も無農薬で栽培しています。
橋本さんが丹誠込めて育てた野菜を使った
懐石料理を食べさせてくれます。

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ようこそおいでくださいました


祝ミシュラン1つ星獲得 「日本料理川波」のまかない [日本料理]

昨日、奈良の「日本料理川波」に連絡をし、
無事帰宅した旨を伝えました。
その際、こんな話も。
「ネットで見ると、奈良で1つ星をとったのは川波を含め、
20店舗ぐらいですよ」
「ああ、そうですか。これからもよろしくお願いします」
星にはほとんど関心がないというか、自然体というか。
面白い人ですね。
だから好きです。

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おととい、川波のご主人のご自宅で昼食をご馳走になりました。
ミシュラン1つ星取得の連絡を受けた後、初めて作った料理です。
店で出す料理ではありませんが、
ご主人が作ったものにはかわりはありません。
それをいただく機会に恵まれたということは名誉なことかも。

正確にいうとまかないではありませんが。ご勘弁を

図々しくも、この2品を食べさせていただきました。

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祝ミシュラン1つ星獲得 奈良の「日本料理川波」 [日本料理]

昨日、奈良にある「日本料理川波」を取材していました。
ご主人の軽トラックに乗せてもらって田舎道を走っている最中、
ご主人の携帯が鳴りました。
「ミシュラン1つ星」をとったという連絡でした。


「出版パーティに出席してほしいんですが」
「わし、ひとりで畑仕事をしているんで、
申し訳ございませんが行く暇がないでんすわ」

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(せっかくのチャンスなのに)と思うと同時に、
(この人らしいなあ)とも思ったものです。
とても料理人とは思えない手をしていますが、料理はすばらしい。
1つ星をとった記念すべき夜だというに、
いつもと同じように、なんの気負いもなく、自然体で料理を作っていました。

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川波のコース料理の中の1品で「キノコの土瓶蒸し」。
シイタケ、ヒラタケ、クリタケが入っています。
すごいいい香り。最後の1滴まで飲みつくしました。

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同じくコース料理の中の1品「紅あずまの天ぷら」。
皮をむいたサツマイモをまるごと1本揚げてあります。
とろみのある衣を付け、150度の油で40分ほどかけて
じっくりと揚げたと聞きました。
ホクホクしていてうまいのなんの。

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奈良に行かれる機会があればぜひ。
記念すべき連絡を受けたとき、
隣にいたというのも名誉なことなのかもしれません。


笠原将弘さんに習った秋野菜料理 [日本料理]

秋の気配が近づいてきましたが、
夏バテした身体をいたわる意味をこめて、
秋野菜を使った料理を賛否両論の笠原将弘さんに習いました。

「秋鮭とナス、巨峰の南蛮漬け」
秋鮭とナスで南蛮漬けを作り、
その中に巨峰を入れます。
笠原さんによれば、巨峰は魚との相性がいいそうです。
「サバの塩焼きに、巨峰を混ぜた大根おろしを添えても旨い」
と教えられました。

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「サツマイモの冷たいすりながし」
すりながしと聞くと難しそうですが、
要はポタージュ。
サツマイモと玉ねぎを炒め、その中に牛乳を入れ、
ミキサーにかけた料理です。
「ホッ」とする味でした。

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「ベーコンとサツマイモのおじや」
サツマイモのすりながしとご飯で作るおじやです。
リゾットのようでもありますが、シンプルで旨い。
食感を出すために刻んだピーナッツをあしらいました。

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笠原将弘さんに習ったレシピは、
今日発売の雑誌『一個人』をご覧ください。


日本人なのに、なにも知らない世界があります [日本料理]

先日、茶懐石の店を取材しました。
ところが、茶懐石の「茶」の字も知りません。
「茶懐石とは」的な話をご主人から聞いたものの、
チンプンカンプン。

(一夜漬けでもいいから勉強しなければ)
長年、お茶を習っている友人に相談したところ、
「この際だからお茶を勉強したらどう?」
と提案されたものの、
それこそ豚に真珠であります。
せっかくですが、ご遠慮させていただきました。
しかたがなく図書館で片っ端から懐石やら、
茶道の本を借りてきた次第でございます。

日本人なのに、
まったくなにも知らない。
ダメだこりゃ

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笠原さんに習ったビールに合う料理 [日本料理]

「ジュウジュウ〜〜〜、ジュウ……」
どうです? 旨そうな音が聞こえてきませんか。
「鶏の竜田揚げ」を揚げているところです。

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料理を作っているのは「賛否両論」の笠原将弘さん。
雑誌『一個人』で笠原さんに料理を習う連載をしています。
明日発売の号では、ビールに合う料理が登場。
ビールが大好きな笠原さんは、
今回だけは無礼講ということで
ビールグラスを片手に料理を作ってくれました。

「ビールには揚げ物がサイコー」
笠原さんが作った鶏の竜田揚げ、うまかったです。
これにゴボウの素揚げを添えてくれました。

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鶏の竜田揚げを少し多めに作り、
それをアレンジした焼きうどんも登場。

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あとはこんな料理も。
「トウモロコシとエビのおやき」。
お好み焼きのようでもあり、
もんじゃ焼きのようでもありますが、おやきです。
焼き立てをふはふはしながら食べたおやきはおいしかったなあ。

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デブデブでも作れそうな簡単な料理です。
ビールとの相性がいい、笠原さんの料理を
ご家庭でお楽しみください。
子どもも喜んでくれるはずです。

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