日経トレンディネット 旨いご飯研究会 栃木篇 [旅]
栃木の大田原でコシヒカリを作っている石川さんです。
「母方のおじいちゃんに似ているなあ」
というのが、石川さんの第一印象でした。
おじいちゃんに似ているとうことは、あまり愛想がよくない。
そんな印象を受けたのですが、
笑うと、けっこう人懐っこい、かわいらしい笑顔を見せてくれました。
奥さんはもっと素敵な方でした。
奥さんが作ってくれた、コシヒカリのご飯(米粉ではありません)の
レーズンパンがうまかったなあ。
石川さんが育てている米の取材だったので、
ご飯とおにぎりをいただいたのですが(もちろんおかずも)、
パンもご馳走になりました。
コシヒカリで作ったパンを食べたのははじめて。
しっとりしていて、小麦のパンとは別物でした。
日経トレンディネットの旨いご飯研究会で、石川さんの米を紹介しています。
うどん県で骨付鳥と肉まんを堪能 [旅]
昨日、鳥取で仕事が終わり、その足で四国へ。
新幹線では味わえない、ディーゼル車特有の音と振動が大好きです。
ディーゼル車で中国山地を縦断。
電車に乗り換え、瀬戸大橋で瀬戸内海を渡り、うどん県に到着。
高松駅に着くなり、立ち食いで素うどんを堪能。
ホテルに荷物を置き、居酒屋へ。
5年ほど前、入ったことがある居酒屋を発見。
さっそく高松名物の骨付鳥を注文しました。
鶏を丸ごとあげてあり、ハサミで切り分けながら食べます。
居酒屋を出たら、以前食べたことがある肉まんを発見。
立ち食いしました。
肉まんをかじりながら歩いていると、肉まんのようなまん丸なお月様が出ていました。
25年ぶり、二度目の喜多方 [旅]
昨晩、福島に泊まり、朝から磐越西線に揺られて、
喜多方へ行ってきました。
25年ぶりの、二度目の喜多方です。
以前、駅前にあった木造の食堂でラーメンを食べた記憶があるのですが、
屋号を覚えていません。
都内にある喜多方ラーメンで食べるのもシャクだし、バカらしいので、
この店を選びました。
なかなかうまかったです。
地元の人によれば、大荒井団地にある長谷川食堂のラーメンがうまいそうです。
あるいは町中のアベ食堂がおすすめだそうな。
山形でランチ [旅]
山形市内で仕事をする前、目の前にレトロな建築物を発見。
山形県庁だそうです。
もしかすると、旧県庁かも。
重厚感あふれるこういう建物が大好き。
時間があれば探検したかったのですが。残念無念。
市内でランチしました。
かぼちゃの冷製スープ。
メインは庄内産サワラを頼みました。
パンではなく、ご飯をお願いしたのですが、パンを頼む人のほうが多いのか、
炊き方にちょっとがっかりしました。
モンブランを別オーダー。
仙台で親子丼、山形で新さんま [旅]
昨日、仙台に入りました。
仙台といえば、牛タンですが。
ひねくれているので、比内地鶏を使った親子丼。
仕事が終わった後、バスで山形市内へ移動。
山形駅前の居酒屋で独り酒。
突き出しにナスと麸を煮たものが出てきました。
汁がたっぷりと染み込んだ麸が最高でした。
ご飯にかけて食べてもおいしそうです。
品書きに新さんまとあったので、聞いてみると、北海道産だとのこと。
気仙沼産が食べたいところですが。
それでも新さんまは新さんま。
旨いですねえ、新さんま。
芦別名物のガタタンと遭遇 [旅]
ガタタンとはなんぞや。
かもい岳温泉に泊まった翌日、芦別に向かいました。
何を食べるべきか、考えていたら、
芦別にはガタタンなる料理が有名だと知り、食べに行くことに。
ガタタンを食べさせてくれる店は、宝来軒といいます。
カーナビに「宝来軒」と打ち込み、目指したのですが、
芦別駅前にも、繁華街にもその店はありません。
ぐるぐる回り、もうやめようかと思っていたら、やっと発見。
これがガタタンのメッカ、宝来軒です。
カウンターに座ったら、ガタタンの説明文を発見。
待つこと10分ぐらいでしょうか。
ガタタンラーメンとご対面。
具だくさんのラーメンでした。
あんかけのスープの中にいろいろな具が入っています。
味付けは塩味。
簡単に言うと、あんかけの湯麺。
かなり腹がふくれました。
あんかけの具をチャーハンにかけたガタタンチャーハンもありました。
感動的な朝食を提供する宿。かもい岳温泉 [旅]
久しぶりのアップです。
一昨日と昨日で北海道へ行ってきました。
ビジネスホテルや旅館の朝食、とくにビュッフェスタイルの場合、
まったく期待していません。
袋から出しただけの、金太郎飴的な朝食など、食べなくてもいいとさえ思っています。
ところが。
朝、宿の周辺を散歩していると、おいしそうな、温かい香りが漂っていました。
宿の周辺はこんな風景です。
朝食を提供している場所へ行ってみると、案の定、ビュッフェスタイルでしたが、
みるからに手作りの惣菜がたくさんならんでいます。
真っ先に目に飛び込んできたのは、地元で穫れた完熟トマト。
きんぴら。
山菜。
行者ニンニクとキャベツの炒めもの。
などなど。
料理を運んでいた女性はみなお祖母ちゃん。
聞くと、昨日から仕込みをしたものもあるそうですが、
「朝4時から作りはじめました」と教えてくれました。
女性3名が金太郎飴ではない、手料理の数々を用意してくれたそうです。
山菜は春先、山で採ってくると聞きました。
となると、熊と遭遇する機会も。
朝食が7時からで、7時40分には宿を出たかったので、
すべての料理を完食できなかったのが残念でした。
驚きました。
こんな素晴らしい朝食を食べさせる宿があるんですね。
「かもい岳温泉」といいます。
冬はスキーのメッカ。
http://kamoi-hotel.jp/menu.html
北陸新幹線の影響はあるかないか [旅]
今日、石川県珠洲で食品加工をしている知人から連絡がありました。
「北陸新幹線の影響で金沢の居酒屋は人が押し寄せているけど、
デパートはさっぱり人が来ないと嘆いています」
という話をその人から聞きました。
居酒屋は契機がいいが、高級料理店や高級クラブには人が来ないとも。
「なにもわざわざ金沢で高いものを食べなくてもいいと思っているのかも」
とその人は話してくれました。
混んでいるだろうから、行くのを控えようと思ってるのか、
地元の人の客足が落ちているという話も聞きました。
珠洲市内にある宿の中には、大勢の観光客が来てくれると見越して、
施設をリニューアルしたところもあるそうです。
けれど、今現在、予約も入らず、閑古鳥が鳴いているとも聞きました。
情報通でもあるその知人がいうには、
「都内にある石川県のアンテナショップでは、
北陸新幹線開通前はわんさん人が来たんだけど、開通後は客足が途絶えた」そうです。
自分が関わっている雑誌でも「北陸新幹線特集」を組んでいましたが、
現実的ではあまりおいしい話が転がっていないようです。
ゴールデンウイークで巻き返してほしいものです。
「まれ」の影響はまだ出ていないとも聞きました。
新宿御苑、錦帯橋の桜 [旅]
先週、お世話になった元編集長と新宿で会うため、
東京メトロ丸ノ内線に乗りました。
四ツ谷駅では車内から花見ができるんですね。
十秒間の花見でしたが、きれいでした。
来週退職される元編集長と話をしたあと、ひとりで新宿御苑へ。
新宿御苑は、幼稚園の遠足で出かけて以来。
半世紀ぶりの新宿御苑が、とても広いことに初めて気づきました。
錦帯橋の桜もきれいでした。
観光地は好きではないのでほとんど行きませんが、
花見の季節なので撮影だけしました。
橋を渡るには300円かかるそうです。
高いところが嫌いなので、渡るのをやめました。
桜はどこで見てもきれいです。
あと何回花見ができるのか。
トランヴェール4月号で食べてきた福島のイチゴ「ふくはる香」 [旅]
「トランヴェール4月号」の仕事で、福島のイチゴも食べてきました。
大槻さんというイチゴ農家のビニールハウスを見学させてもらいました。
大槻さんは、福島で品種改良された「ふくはる香」と、Aイチゴ(品種名を書くと支障があるのでAとします)を別々のハウスで育てています。
最初、案内されたのがAイチゴのハウスでした。
大槻さんに「食べてください」といわれ、甘いものにも目がないのでAイチゴを何個もつまみ食いしました。
Aイチゴは「とても甘いなあ」という印象を受けました。
「じゃあ、隣のハウスへ行きましょう」と大槻さんに誘われ、ついていきました。
隣のハウスで育てていたのが、「ふくはる香」でした。
最初の1粒を食べたとき、口の中で衝撃が走りました。
バニラの香り。
練乳のような甘さ。
さっき食べたばかりのAイチゴが貧弱に感じられるぐらい「ふくはる香」には、甘さと香りがありました。
バニラの香りがするイチゴがあることに驚きました。
ただ甘いだけのイチゴと、そうでないイチゴが存在することを大槻さんに教えてもらいました。
最初に1個を食べた後、何個つまみ食いしたのか、まったく記憶にありません。
おかげで手がベトベトになったけど。
大槻さんにふくはる香を4パック送ってもらいました。
正直言って、収穫後、すぐに食べたほうがおいしかったです。
なので、ふくはる香に興味を持たれた人は、ぜひ福島に足を運び、朝収穫したばかりのイチゴを、その場で食べてください。
そんじょそこらのイチゴとはわけが違うイチゴがあることを舌が教えてくれます。