うどん県で昼と夜にうどんを喰らう [旅]

うどん県で昼と夜にうどんを食らいました。


一軒目は、以前、地元の方に案内してもらった上原屋本店。

栗林公園の目の前にある名店。

以前入ったときは昼食の時間帯だったので混んでいましたが、

今日は15時だったこともあり、ガラガラ。


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とにかく、汁が旨い。

街中でこれほど旨いうどん屋はなかなかありません。

ぜひ。



夜はカレーうどんで有名な鶴丸。

ここも以前、地元の人に教えてもいました。

東京だと、飲んだ〆はラーメン、だったりしますが、

うどん県民はカレーうどんが相場。


あっさりだけど、コクがある、ちょっと矛盾したカレーうどん。

なんとなくですが、カレーヌードルのような味わい。


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お目当てのカレーうどんが届く前に豆腐のおでんを食べるのがうどん県民の習性らしい。

味噌と辛子が入ったタレがかかっています。

これを食べながら、ビールを飲むのがうどん県民なんです。


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五回目の気仙沼。ラーメンも福よしの料理も旨かった [旅]

人生五回目の気仙沼でした。
初回は2008年。
港のうしろに山があったので、どこかに登れば港を見下ろせるのではないか。
そう思いレンタカーを走らせ、必死になって見晴らし台を探した。
あっちでもない。こっちでもない。
どこへ行けばいいのか、まったくわかりませんでした。
やっと高台へ行くことができました。
時刻は夕方。
目の前に広がる絶景に一目惚れ。
これが女だったら、家には帰らなかったかも。
こんなに美しい港町は初めてでした。
一目惚れした女はたくさんいたけど、風景は初めて。


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その夜、「福よし」で名物料理をご馳走になり、地酒を飲んだ。
縁もゆかりもない自分でしたが、気仙沼が大好きになった。

そして五回目の気仙沼。

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旨いラーメン。
旨い魚と出会うことができました。
福よしはやっぱり旨かった。
信頼できる居酒屋の店主と出会うことができました。


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もう少し復興がすすんでいるはずだ、と思っていたのだが。
相変わらず更地が多く、残念でした。


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牛肉よりも豚肉よりもヒツジが好き。石田めん羊牧場のサウスダウンは旨かった [旅]

可愛いは旨い。

不謹慎極まりないかもしれないが、こと羊に関してはまさに可愛い羊は旨い。
おそらくこれまで食べてきた羊はサフォークだったはずだ。
サウスダウンという品種を飼っている石田めん羊牧場で取材した。
場所は北海道足寄(あしょろ)。


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サウスダウン。
顔も毛むくじゃらで、お尻がプリプリでとにかく可愛い。
以前、長野でサフォークを飼っている人から、
「放牧して青草を食べさせると臭くなる」
という話を聞いた。


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ところが、石田めん羊牧場の石田さんは放牧し、青草も平気で食べさせていた。
一般的にラム(月齢12か月未満)が旨いと信じられている。
あるいはホゲット(月齢12か月から24か月)もおいしいと言われている。
方や、マトンは食えたものではないというのが、一般的な常識だ。

石田さん曰く。
「食糧難の時代、関税なしのマトンが大量に入ってきました。

肉用種ではない、肉が付いていない羊毛種が、マトンとして、まだチルドではない時代、

冷凍でぐるぐる巻きにされて入ってきた。そりゃ旨くないはずです」
うちのマトンを食べたら、これまで思われてきた常識がくつがえると石田さんは言い放った。
これまで最高齢は13歳のマトンを出荷したことがあるが、「とても旨かった」というのだ。

ただ、そんなに旨いマトンはなかなか出荷しないし、できない。
なので運がよければマトンにありつけることができる。

石田めん羊牧場直営のヒツジ堂で、羊料理を食らった。

トリッパ。ヒツジの内臓を食べる機会はまずない。


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羊のグリルも旨し。


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石田めん羊牧場では、羊乳を搾っている。
羊乳。まず飲む機会がないはずだ。
貴重な羊乳を少し試飲させてもらった。
生クリームのように濃厚で、とにかく甘い。
石田めん羊牧場の羊乳で作ったチーズも取材した。


エイ出版社の料理雑誌『ボオーノ8月号』で連載中の「職人レストラン」をご覧ください。


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福岡の糸島で塩を作っている工房とったんと、その塩を使った料理を供するイタル [旅]

福岡の糸島で塩を作っている工房とったんを取材しました。


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関東で言えば、湘南のような風景なのですが、海はコバルトブルー。


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撮影/海保竜平


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撮影/海保竜平


沖縄で見たような、きれいな海水を釜で炊き、塩に加工しています。
工房とったんでは、自家製の塩を使ったプリンを食べさせてくれます。


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手作りの塩を使った料理を提供する料理屋「イタル」もやっています。


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塩釜焼きを出しているのですが、そのレシピを教えてもらいました。
エイ出版社の料理雑誌『ボオーノ8月号』のクラフトレストランをご覧ください。

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撮影/海保竜平

でっかいどう北海道のハンバーガーはバンズがデカイ [旅]

帯広へ行ってきました。
昼は、取材先に教えてもらったハンバーガーショップで。
「北海道中から人が食べに来ます」と教えてもらいました。
アメリカンサイズのハンバーガーを実食。
でっかいどう、北海道のバンズはかなりデカイ。


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バンズだけ比較すると、どれだけ大きいかわかると思います。


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その足で醤油ラーメンの店へ向かいました。
ちぢれ麺で、あっさり系のスープ。
大好きな味でした。


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ラーメン屋の対面にパン屋を発見。
デザートに130円のクリームパンをいただきました。
動産の牛乳で作ったカスタードクリームが入っているそうです。

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福岡の山奥にある「イビサスモークレストラン」でサラミ、生ハムを喰らいました [旅]

福岡空港からクルマで70分ほどの場所にイビサスモークレストランがあります。
初めて行ったのはかれこれ十年ほど前。
高速を降りてから市街地を走り抜け、さらに山の中へと向かっていきます。

(私はいったいどこへ連れて行かれるのかしら?)

助手席に座り続けていたときの気分は、
『火曜サスペンス劇場』で愛人(どこかの会社の部長だったり、医者)に殺される、
身ごもった「愛人」になった気分でした。
食事をしにいくというよりも、イワナでも釣りにでも行くような気分です。
なにしろ途中には日本棚田百選に選ばれた棚田があります。
どんな場所にあるのか、推して知るべし。



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そんな人里離れた、とんでもない山奥にイビサスモークレストランはあります。


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無添加のハムやソーセージ、生ハムを作っているのですが、
それらを使った料理を食べさせてくれます。


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厨房の脇にしつらえた石窯でパンを焼くだけでなく、調理もしています。
かと思えば、おき火で肉を焼きます。
焼き鳥屋なら炭火はあたりまえですが、
イビサスモークレストランではおき火で肉を焼きます。
その木は地元産梨の木を使っています。
梨の木で焼くと、ほのかに甘い香りが肉に付くそうです。


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イビサから歩いて数分の場所に、
地域で管理する宿泊施設が7月頃オープンします。
杉の皮を屋根に敷いた古民家を改造した宿泊施設です。
風呂は檜風呂。
ここに泊まり、イビサで夕食が食べられるようになれば、
スペイン産ワインも味わえるはずです。
あ〜〜、泊まってみたい。


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こちらもいま発売中のエイ出版『ボオーノ6月号』で取材しました。

うどん県が誇るオリーブ牛を食べてきました [旅]

うどんだけではない香川が誇る、
オリーブ牛を『ボオーノ6月号』(本日発売)で取材しました。
高松市内にある焼肉屋では、オリーブ牛を食べることもできます。


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白いのは牛脂。
牛脂というと、スーパーでただで配っているものを思い浮かべますが、
この焼肉屋では生で食べさせてくれました。
甘味もあり、トロトロで、とろけるような食感でした。


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香川へ行ったら、うどんもいいけど、オリーブ牛もぜひ。
もちろん取り寄せもできます。
どこで買えるかは、ボオーノをお読みください。

うどん県でうどん屋めぐりの旅をしています [旅]

昨日からうどん県に来ています。
せっかくなのでうどん屋めぐりの旅を楽しむことにしました。

最初に一軒目は「さか枝」。
県庁の裏手にあり、これが4回目かな。
市内の中心部にありながら、実力派だと思っています。

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2軒目は地元の人に案内してもらった「上原屋本店」。
ここも市内のほぼ中心にありますが、相当うまかったです。
澄んだ汁。これまで食べてきた中でトップランクにはいる思います。

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本日は市街にある「山越」。
ぶっかけの有名な店で、二度目になります。
春休みやGWともなれば行列ができるそうです。

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明日も時間の許す限り、うどん屋めぐりをしたいと思っています。



豊川稲荷でいなり寿司を食う [旅]

赤坂の豊川稲荷に何度がお参りしたことがあります。
その総本山が愛知県の豊川だと知らずに、
仕事で豊川へ行ってきましたというお話。

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何も知らずに足を踏み入れたわけですが、
狐様がたくさん祀って、驚きました。
壮観の一言に尽きます。

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壺屋といういなり寿司の名店でいなり寿司を購入。
甘辛くて大好きな味でした。

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竹中罐詰の「オイルサーディン」と「丹後コシヒカリ」の不思議な関係 [旅]

京都丹後といえば、竹中罐詰のオイルサーディンですよね。

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オイルサーディンを作る際に出るアラで、米を育てているという話を聞きました。
米は丹後コシヒカリ。

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アラを田んぼにまくわけではありません。
アラで作った有機肥料「京の豆っこ肥料」を田んぼで使っている、というのです。

肥料を作っている工場が山の中にあるというので行ってみると、
クルマが停まっていました。
工場の人に青い容器の中に何が入っているのか尋ねたところ、
「竹中罐詰からもらってきたイワシのアラが入っています」
とのことでした。

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アラなどを発酵させて作った「京の豆っこ肥料」を田んぼにまき、
丹後コシヒカリを育てています。
丹後コシヒカリはそのまま食べてもうまいのですが、
京都丹後では「ばら寿司」にして食べていると聞き、
ばら寿司を売っているスーパー「いととめ」でさっそく購入。
ばら寿司にはサバの水煮を煎ったものが使われているそうです。
1パック540円。
駐車場で、さっそく、ばら寿司を立ち食い。

オイルサーディンは大好きですが、
オイルサーディンと米が密接な関係にあるとは。
現地に足を運ばないとわからないことがあることを、改めて痛感しました。

今日アップした「日経トレンディネット」の「旨いご飯研究会」で
オイルサーディンと丹後コシヒカリと、
いととめのばら寿司のことを紹介しています。

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